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2017年1月

2017年1月31日 (火)

一昨昨日、一昨日、昨日とようやくに仕上がりしゆえに絵の題とする

七百十三日目。いわば薄氷を踏む思い。

三箇日・一昨昨日 2017 102×127×8㎝ 画布にアクリル塗料、ハウスペイント、鉛筆ほか。

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一昨昨日(さきおとつい)、一昨日(おとつい)、昨日(きのう)とようやくに仕上がりしゆえに絵の題とする

 

2017年1月30日 (月)

生々しき白と白とを重ねゆくのみに過ぎたり三箇日は

七百十二日目。または、逃げる韻を踏む日々 AAA 118×82×5cm。うしろ前より。

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生々しき白と白とを重ねゆくのみに過ぎたり三箇日は

 

 

 

 

2017年1月29日 (日)

さまざまのいろを織りなす無彩色灰いろといういろを拡げる

七百十一日目。うしろ前より。または、逃げる韻を踏む日々 A 2017 118×99×5㎝。

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さまざまのいろを織りなす無彩色灰いろといういろを拡げる


 

 

2017年1月28日 (土)

窗のない暗い壁面手探りにあゆみゆくごと絵を見ておりぬ

七百十日目。
または、逃げる韻を踏む日々 AA 118×92×5cm 画布にアクリル塗料、ハウスペイント、鉛筆ほか。
フラッグ《フェンスぎりぎり》‐うしろ前‐より。

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窗のない暗い壁面手探りにあゆみゆくごと絵を見ておりぬ

 

2017年1月27日 (金)

階段を降りて来る裸婦みあげつつむける視線はすでにキュビスム

七百九日目。または、逃げる韻を踏む日々 2017 AA・A・AAA(左より)

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階段を降りて来る裸婦みあげつつむける視線はすでにキュビスム

 

2017年1月26日 (木)

人と人の交わりにこころ砕きこし画家のひとりの訛りある声

七百八日目。声は印象に残りやすい。何を言っていたかよりも。

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人と人の交わりにこころ砕きこし画家のひとりの訛りある声

 

2017年1月25日 (水)

ホット・ミルクの甘さが香る冬の日の湯気のむこうのひとの気配も

七百七日目。うしろ前、2017。ギャラリー檜B・C。

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ホット・ミルクの甘さが香る冬の日の湯気のむこうのひとの気配も

 


 

 

 

 

2017年1月24日 (火)

積み木細工ひとつ手にしてこちらがわへ振り向くおまえはラクではないか

七百六日目。縁側より-向う岸・右。日溜まりはあたたかいのですが。

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積み木細工ひとつ手にしてこちらがわへ振り向くおまえはラクではないか

 

 

2017年1月23日 (月)

経と緯の触れあうところわずかばかりずらしてみたり絵にしてみたり

七百五日目。向う岸・左。近所の白梅がそろそろ満開。

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経(たていと)と緯(よこいと)の触れあうところわずかばかりずらしてみたり絵にしてみたり

 

2017年1月22日 (日)

縁側にそってゆうらり自転車の影はすぎゆく向う岸まで

七百四日目。縁側より-向う岸左・右 2017 各132x98x3㎝ 画布に油彩、アクリル塗料、ハウス・ペイントほか。

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縁側にそってゆうらり自転車の影はすぎゆく向う岸まで

2017年1月21日 (土)

灰いろの種子より生れて地の上に色づくごとし〈空耳〉の下

七百三日目。空耳・下 2017 フラッグ《フェンスぎりぎり》ーうしろ前ーより。ギャラリー檜B・Cにて。

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灰いろの種子より生(あ)れて地の上に色づくごとし〈空耳〉の下


 

 

2017年1月20日 (金)

いと高きところよりわが目交いに降り立つごとし〈空耳〉の上

七百二日目。先週開催された個展、フラッグ《フェンスぎりぎり》ーうしろ前ー展より。

空耳・上 2017 62x62x5㎝ 画布にアクリル塗料、ハウス・ペイント、鉛筆、木炭ほか

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いと高きところよりわが目交いに降り立つごとし〈空耳〉の上

 

 

2017年1月19日 (木)

壁に掛かる絵よりも役に立つことも白地にみどりの非常口照る

七百一日目。この二枚の絵の題を、<非常口>と改めた理由でもあります。

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壁に掛かる絵よりも役に立つことも白地にみどりの非常口照る

 

2017年1月18日 (水)

折り返し地点とおもおう午前四時まくらもとには眠剤と水

七百日目。給水ポイントともいうけれど。

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折り返し地点とおもおう午前四時まくらもとには眠剤と水

 

2017年1月17日 (火)

然るべきクスリを飲んでうっとりと眠れるわれは助手席のひと

六百九十九日目。百薬の長ともいうけれど。


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然るべきクスリを飲んでうっとりと眠れるわれは助手席のひと

 

2017年1月16日 (月)

本領は絵を描く他のことにあるらしいこの人 画家の福耳

六百九十八日目。貧しくとも、愉快に過ごすべし。

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本領は絵を描く他のことにあるらしいこの人 画家の福耳

 


2017年1月15日 (日)

病室のひがしの窓がさくらいろめくゆうつかた 管一つ増えり

六百九十七日目。まだまだ寒い日が続きますが。ちょっと早いけれど。

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病室のひがしの窓がさくらいろめくゆうつかた 管一つ増えり

 

 

 

2017年1月14日 (土)

うすれゆくきおくのかなた春からの手紙は義母よ届いてますか

六百九十六日目。掠れ書き、重ね書き、見せ消ち。灰色の上の、墨色。

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うすれゆくきおくのかなた春からの手紙は義母よ届いてますか

 

2017年1月13日 (金)

震災が何かを変えたと思うまで絵を画くのみにすごす三月

六百九十五日目。三月の巻。

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震災が何かを変えたと思うまで絵を画くのみにすごす三月

 

2017年1月12日 (木)

崇高のひかりあまねくカーテンの隙間に踊りはじめる二月

六百九十四日目。一ダースの月、二月の巻。

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崇高のひかりあまねくカーテンの隙間に踊りはじめる二月

 

2017年1月11日 (水)

素地と絵とのあわいをさぐる手がかりとしての『または、逃げる韻を踏む日々』

六百九十三日目。あくまでも手がかりとしての。それでもあった方がよいと思うのですが。

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素地と絵とのあわいをさぐる手がかりとしての『または、逃げる韻を踏む日々』

 

 

 

 


 

 

 

 

2017年1月10日 (火)

かぜにさやぐ葦のようだね 側面を視野に入れつつ絵を見るきみは

六百九十二日目。右に左に揺れながら。

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かぜにさやぐ葦のようだね 側面を視野に入れつつ絵を見るきみは

 


 

 

2017年1月 9日 (月)

絵のきわに寄り添うように側面としてのことばのつらなりをよむ

六百九十一日目。ときにことばが自分を追い越してしまうことがあるかもしれないけれど。

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絵のきわに寄り添うように側面としてのことばのつらなりをよむ


 

 

 

2017年1月 8日 (日)

少しだけ心をずらすと見えてくる四隅のかげの絵のきわのこと

六百九十日目。静かな日曜日。あしたから、個展が始まる。

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少しだけ心をずらすと見えてくる四隅のかげの絵のきわのこと

 

 

2017年1月 7日 (土)

側面もだいじな一部まわり込むようにその絵の前に佇ちおり

六百八十九日目。搬入展示の日。晴れてよかった。

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側面もだいじな一部まわり込むようにその絵の前に佇ちおり

 

 

2017年1月 6日 (金)

内に外にひらくこころみそれぞれの絵にはそれぞれ名があることも

六百八十八日目。絵の題名もたいせつだと思うのですが。

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内に外にひらくこころみそれぞれの絵にはそれぞれ名があることも

 

 

2017年1月 5日 (木)

絵の具から絵になるまでのへだたりを埋めんとしてうごく筆先

六百八十七日目。少しずつ絵になるのではなく、なるときは一気に絵になることもある。

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絵の具から絵になるまでのへだたりを埋めんとしてうごく筆先

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

2017年1月 4日 (水)

密度なき絵の具と絵とのさかいめに見え隠れする垂れと捩じれと反りと裂け目

六百八十六日目。字余りの一首。

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密度なき絵の具と絵とのさかいめに見え隠れする垂れと捩じれと反りと裂け目

 

 

2017年1月 3日 (火)

奥湯河原温泉にあそぶアーティスト河原温氏がえがく一月

六百八十五日目。『一ダースの月』、まずは手始めに一月から。

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奥湯河原温泉にあそぶアーティスト河原温氏がえがく一月

 

2017年1月 2日 (月)

灰いろをかくも大事に思う日は暖かなればなおのこと良し

六百八十四日目。暖かな正月となりました。助かっています。

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灰いろをかくも大事に思う日は暖かなればなおのこと良し

 

2017年1月 1日 (日)

元朝やひろげすぎたる裾野よりみるは遥けし個展間近し

六百八十三日目。じたばたしても。新年である。

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元朝やひろげすぎたる裾野よりみるは遥けし個展間近し

 

 

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