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2017年10月

2017年10月31日 (火)

この歳になりてようよう腑に落ちたり病のすべての根源は眠り

九百八十六日目。

十月が終わる。明るい光景の一コマ。

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2017年10月30日 (月)

満員の車内にひとり少女子(おとめご)は眠たそうなり鼻唄がきこゆ

九百八十五日目。

一家団欒絵図。

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2017年10月29日 (日)

ひとひらの紙のかるさをてのひらにおぼえつつわが投票終うる

九百八十四日目。

睡眠時間一時間でもひとは生きていけるのだろうか。

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2017年10月28日 (土)

うつり気なる木々がざわめく、駅名になり損ねたるみどりの木々が

九百八十三日目。

六本木、五本木、千駄木。みどりいろは希望の証しか。それみたことか。

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2017年10月27日 (金)

ゆうべというときの背後にわが記憶滑らすごとも四駆走らす

九百八十二日目。

あきのゆうぐれ。4WDは足腰が強い。

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2017年10月26日 (木)

雨降れば雨樋のそのさきざきに溜まる雨水の小暗き色も

九百八十一日目。

津久井湖湖畔の雑木林。

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2017年10月25日 (水)

降る雨はひくきにながれやすければ寄する雨あり汚れしままに

九百八十日目。

野窓、裏窓。晴れますように。うすい、雨水、春の季語でもあるけれど。

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2017年10月24日 (火)

画面より遠く隔たる立ち位置より画家のくりだす絵筆の自在

九百七十九日目。

秋らしい秋の日を待ちながら。

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2017年10月23日 (月)

橋の上に画家のかげあり夕まぐれ川のながれを夏ゆくとだけ

九百七十八日目。

画家中西夏之氏が他界してはや一年が経つ。

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2017年10月22日 (日)

食卓の木目のなかに棲むという雄ライオンの寝顔かわゆし

九百七十七日目。

痕跡から、もののかたちを類推する能力、またはレアリティ。

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2017年10月21日 (土)

それぞれの庭のかたすみ吹き溜まり目にはみえねば掃くひともなし

九百七十六日目。

超大型台風接近中。それでも外出する人はいる。

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2017年10月20日 (金)

悩み多き脳と心のはたらきを繋ぎとめいる首の根重し

九百七十五日目。

首はもともと不安定な存在なのだろうが、うしろ首よ。

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2017年10月19日 (木)

示すでも逸らすでもなくさらさらと砂は流れるその道をゆく

九百七十四日目。

こんなに寒い十月は初めてかもしれない。

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2017年10月18日 (水)

それとなくせがまれている。わが子らの子どもが使うランドセル、ほか

九百七十三日目。

楽しき我が家を維持するための労を惜しんではならないのかも。

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2017年10月17日 (火)

大うその文字がはためくスシローののぼりに風が吹いて~大とろ

九百七十二日目。

暖房を入れなければならないほどの寒さである。表裏が一体とは限らない。

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2017年10月16日 (月)

見渡せばかげもかたちもほどほどに薄れゆくのみ鏡よ鏡

九百七十一日目。

これなんにみえるかな?
なまえつけてみよう!

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2017年10月15日 (日)

人差し指もて余すがにみずからの歯茎撫でゆく男の孤独

九百七十日目。

雨の日が続く。46年ぶりの寒さとは、1971年の10月の今頃、何をしていたのだろうか。

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2017年10月14日 (土)

二分の一浮かぶ月みる朝にして眠りの質を問われいるらし

九百六十九日目。

半月と、惰眠の関係についてかんがえてみる。

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2017年10月13日 (金)

年取るとはイタミに堪えることなりと茶髪のサイコロジストが謂う

九百六十八日目。

精神科医の言うことは、一応聞いておくことにする。

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2017年10月12日 (木)

ろくでもないゆめと知りつつ夜ごとに見る夢は切なしクスリ効かねば

九百六十七日目。

あしたからぐっと寒くなる。十月の長雨。

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2017年10月11日 (水)

わだかまりありしごとくに演説のクルマがわきを見ながら過ぎぬ

九百六十六日目。

蟠りとは、こころの中でつかえている不満・不信などの感情をいう。

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2017年10月10日 (火)

三殿台遺跡の辺りマンションは様々ありて要塞のごとし

九百六十五日目。

横浜は坂道が多いけれど。

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2017年10月 9日 (月)

原子とは万物の根源にして原子力とはゆめのはじまり

九百六十四日目。

原子ならびに原子の力と、原子力とは、似ているようで非なる内容を持つ。

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2017年10月 8日 (日)

七いろに老眼鏡はかげ落とし西日射すなか鋸(のこ)引くわれは

九百六十三日目。

15本のアカメの剪定に追われる日々。

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2017年10月 7日 (土)

こきざみに木々のたましい抜けてゆき空が頭のうえにひろがる

九百六十二日目。

裏庭のアカメガシワのひと夏終わる。

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2017年10月 6日 (金)

勢いよく広がる蔓系植物の根は浅ければ抜くに容易し

九百六十一日目。

庭の整理に苦心している。

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アクロバット・右

2017年10月 5日 (木)

安定を求めやまざる絵ごころというものありてわれは疑う

九百六十日目。

アクロバット・左 2017

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2017年10月 4日 (水)

セザンヌの〈首吊りの家〉の厚塗りがのこる瞼に夜を重ねる

九百五十九日目。

いつか、壁に掛けてやろうと思う、かげふみ。

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Kagefumi 2017                                                      

2017年10月 3日 (火)

置き去りにされたメールが和蘭のひかりの粒を夢みる九月

九百五十八日目。

それぞれの繋ぎ目が大事。

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一ダースの月、九月。

2017年10月 2日 (月)

遮断機をくぐりしきみが鉄道の錆びのにおいに噎せる十月

九百五十七日目。

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一ダースの月。十月。

2017年10月 1日 (日)

銀幕のスターはやがてお笑いにあれ青春は二度三度死ぬ

九百五十六日目。

役の上では何度でも生き返る。きょうから十月。

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