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2017年12月

2017年12月31日 (日)

意を決し夜間デッサン教室に通いはじめしわれ二十歳なり

千四十七日目。

たぶん何らかの始まりとしての、小石を繋ぐ。部分。

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2017年12月30日 (土)

花園の神社界隈くだりし先に新宿美術研究所はあり

千四十六日目。

ひとはそれを、独学と呼ぶ。

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2017年12月29日 (金)

賑賑しき紅きテントをわきに見て花園神社は過ぎにたりけり

千四十五日目。

新宿美術研究所はいまも西大久保にある。建物は変わってしまったが。

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2017年12月28日 (木)

ボール手に脚にとひろびろ校庭にあそぶ児のおり二学期終わる

千四十四日目。

そろそろ巷は仕事納めか。寒さ厳しき。

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2017年12月27日 (水)

校庭をまだらまだらに学童の児らの声あり冬休みかな

千四十二日目。

少しだけ日が伸びてきました。

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2017年12月26日 (火)

うらおもて隠れ見えするつかの間をすずしかるらむ団扇と女優

千四十二日目。

真冬に真夏の出来事。団扇と女優。
こちらまで➡ http://suigyu.com/2017/11#post-5375

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2017年12月25日 (月)

目に見えぬものの大切説くように夜がひろがる原始の空が

千四十一日目。

暗くなると、見えてくるものあるらしくピアノに向かうは高橋悠治。

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2017年12月24日 (日)

袋小路アセトアルデヒド街をいづれば眩しきよ どの道もどの道も朝日へ

千四十日目。

二日酔いにはご用心、とはいえども・・・。花の終わり。

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2017年12月23日 (土)

マルハ魚肉ソーセージ好きの薬剤師ヨシアキちゃんはマヨラーでもある

千三十九日目。

魚肉ソーセージは、昭和27年、全国的に発売された。長い歴史があるのです。

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2017年12月22日 (金)

ひなたぽここころゆくまでみずからの暗部覗けるメス猫のミィ

千三十八日目。

隣りの材木屋の若旦那は、ノラ猫すべてを、みぃちゃんと呼んでいるのだ。

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2017年12月21日 (木)

AIとヒトの神との融合をふともおもえり婚姻なども

千三十七日目。

ねむりネコ、姉と弟。たぶん。

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2017年12月20日 (水)

十二月のメタセコイアの充実よ朱に交わらぬ人民は笑まう

千三十六日目。

明るい赤は視線を誘う。冬至近し。

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2017年12月19日 (火)

痛みあるところに向けて綴り置くきょうの日付の最初のページ

千三十五日目。寒さ厳しき折り。

冬晴れのとある駅より印度人 龍太

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2017年12月18日 (月)

駅頭に聖少女らが客寄せのベルをリンリンと振る十二月

高橋 悠治さんのことばから、

記憶をつみあげるのではなく 忘れることで別な世界が立ち上がる 論理ではない 感覚でもない ちがう楽しみを生きている 直感も神秘もない 

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2017年12月17日 (日)

灰いろとその他の色との配合を探る手掛かりまずは足場を

千三十三日目。

この絵が今、ギャラリー檜e・Fの会場に展示されています。12月23日(土)まで。

くわしくはこちらで、➡ http://hinoki.main.jp/img2017-12/exhibition.html
HINOKI ANNUAL 2016-2017

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Ten Years After  2008 (Yellow)

2017年12月16日 (土)

君知るや文字と文字とが絡み合うみどりの測量野帳一式

千三十二日目。

測量野帳という手帳がこの世に存在する。

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2017年12月15日 (金)

受信料支払い拒否の家とわかるシールが貼られいしこと知らず

千三十一日目。

テレビを見ない人たちが、増えたとしてもおかしくはないだろう。

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2017年12月14日 (木)

ひっこしの当日を狙い受信料徴収に来たるその道のプロ

千三十日目。

昔々のことだけれど、やるもんだなあと思いました。

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2017年12月13日 (水)

さっそくに書き写しみれば寒寒しことしの漢字、北という字は

千二十九日目。

昨夜勝手に配信されてきた、2017今年の漢字。北へ帰ろう。

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2017年12月12日 (火)

描くまえにあれやこれやとおもいみる足場がわりの白紙のページ

千二十八日目。

欲張りな構図。点のような白い月まで。

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2017年12月11日 (月)

手帖を手にわたしは何をする者ぞなにごともなき秋のゆうぐれ

千二十七日目。

秋深き隣は何をする人ぞ 芭蕉

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2017年12月10日 (日)

みずからの苦しみを知る者らのみと通じ合うべく診療を待つ

千二十六日目。

明るい場合もあるだろうけれど。概ね暗い。白壁のわが影。

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2017年12月 9日 (土)

この店の音鳴り止まずなり想像力乏しきわれはBOOK・OFFを出づ

千二十五日目。

アタラクシア。平静な心。ataraxia

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2017年12月 8日 (金)

聖書を手に互いの罪をゆるし合うこのひとときを夕日が囲む

千二十四日目。

布教活動は信者の結束を高めるのに役立つであろう。

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2017年12月 7日 (木)

日のゆうべ布教を終えていのり合う者らの影が路上にながし

千二十三日目。

秋深みよそにのみきく白露のたが言の葉にかかるなるらむ 平伊望朝臣女

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2017年12月 6日 (水)

顔のみに夜をへたへたあゆみ来る青年は頭上に光輪宿し

千二十二日目。

俯く青年、右手にはandroid。寒くなりましたにゃあ。

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2017年12月 5日 (火)

反射炉の丘につらなる茶畑はいまだ青々秋深みかも

千二十一日目。

深まる秋の、植木鉢の下を見れば。

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2017年12月 4日 (月)

先月の茶摘みのことも織り交ぜて丘を指差す反射炉のひと

千二十日目。

長閑なり韮山の茶畑の丘。ひとも気候も。

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2017年12月 3日 (日)

からころと落ち葉率き連れもどりゆく幼稚園バスにこどもおらず

千十九日目。

クルマ好きのノラ猫。日溜りを離れず。

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2017年12月 2日 (土)

くずされてはじめて気づく輪郭の淡きラインも湯けむりの中

千十八日目。

オマケみたいなカメラでも、使いようによっては何とかなるかも。
深まる秋のワンショットから。

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2017年12月 1日 (金)

いいところですねと互いに頷き合い別れしのちの韮山暮るる

千十七日目。

静かな町に穏やかに暮らすひとたちがいる。

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