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2018年9月

2018年9月30日 (日)

逃げ遅れし仔虫一匹壁ぎわにながき手脚を映しはじめり

千三百二十日目。

追い詰められて 筆とる私 プロトコル

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2018年9月29日 (土)

介護カラ裁判ヲ経タル歳月ヲ越エテ匂エル木犀ノ花

千三百十九日目。

曇り硝子は なにゆえに 灰色に 見えるのだろうか

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2018年9月28日 (金)

根も葉もないうわさのようにしくしくとうつせみわれの胃の腑のあたりを

千三百十八日目。

うーんうなるほかなし フェンスぎりぎり

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2018年9月27日 (木)

屈託なき笑顔の日々は発見の連続にして一日一首

千三百十七日目。

屈託とは、くよくよ思い悩むこと。一日一首、つづくだろうか。

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瀝青 アスファルトのこと

2018年9月26日 (水)

夕焼けになるまえのぼくに逢うために降る階段百十一段

千三百十六日目。

黄花 2011 雨が続く 灰色三昧

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2018年9月25日 (火)

虫になるまえの自分に会いたくて階段くだりゆく十一月

千三百十五日目。

生きた心地 桃花 道連れ 月明り

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2018年9月24日 (月)

ねむることで癒されるべきいきものとしての能力野性ともいう

千三百十四日目。

季節外れ 桜花 2011 白三昧

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2018年9月23日 (日)

空間にえのぐ自体が絡み合うときあることも絵を描く動機

千三百十三日目。

生々しい、 艶かしい 生めかしいとも書く ういういしいこと

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2018年9月22日 (土)

空間をえのぐみずから意識する瞬間があると絵筆はいいぬ

千三百十二日目。

モルト モルタルのことか 灰いろ意識

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2018年9月21日 (金)

秋の日の雨のち曇り曇りのち晴れのち雨のけふたれも来ず

千三百十一日目。

天気予報 千々に乱れて 雲の波

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2018年9月20日 (木)

火の星の大接近のひと夏もいよよ終わりを告げてすずしき

千三百十日目。

まだまだ明るい 朱い火の星 お帰りなさいという声も

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2018年9月19日 (水)

フェンス際の風に揺らめくネコジャラシ かかるさみどり絵筆は知らず

千三百九日目。

もう一回試してみる価値はあるかもしれない

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2018年9月18日 (火)

よろけつつドアーを開けばゆめの果て 遠いねむりと枯野行くとき

千三百八日目。

身に入むや林の奥に日当たりて 眸

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2018年9月17日 (月)

ドアノブに触れれば寒きゆめのふち 手さぐりにひとり歩める夜は

千三百七日目。

できることから順番に。

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2018年9月16日 (日)

ゆめさめてゆかに足置く冷たさよ わが身あずけるあなうらにして

千三百六日目。

木洩れ日を見上げる余裕さえ 九月。

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2018年9月15日 (土)

空間はえのぐ自身に語らせて絵筆を降ろす瞬間がある

千三百五日目。

とはいえ絵の表情に振り回されてはいけない。

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2018年9月14日 (金)

心がけ次第でうまくなる筈のお絵描きしばし星座はめぐる

千三百四日目。

きらめき揺れつつ 星座はめぐる

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2018年9月13日 (木)

雲を背になないろ浮かぶ朝にして指さすかたに灰いろの虹

千三百三日目。

九月十日の朝方のこと、西の空に。

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2018年9月12日 (水)

同じ日の同じ火曜日 プロジェクトX見終わり・・・二機目突っ込む

千三百二日目。

灰いろから学ぶこと。

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2018年9月11日 (火)

蟷螂の前脚むしり砂山にはなせばにじり寄る雌のいっぴき

千三百一日目。

蟷螂 かまきり とうろう 秋の季語

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2018年9月10日 (月)

胸に差す測量野帳ひもとけばSKETCH BOOKという不穏の書

千三百日目。

測量士必携のメモ帳、コクヨ製測量野帳。別名SKETCH BOOK。

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2018年9月 9日 (日)

ひらめきは測量野帳手にひらかせてメモを取らしむ写生写生なり

千二百九十九日目。

第一に線の配合その次も又その次も写生写生なり 子規

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2018年9月 8日 (土)

アルバムのバナナ絵にわが魅せられて耳に聞きいるバナナ味かな

千二百九十八日目。

the velvet underground and nico、のアルバム・ジャケット。

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2018年9月 7日 (金)

アーカイブとても元気な三田へ来て今降る雨に傘差すわたし

千二百九十七日目。

アーカイブ流行りの昨今、今を見る元気が薄れている。

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2018年9月 6日 (木)

近すぎてもダメ遠すぎてもダメなとき奥行きというメガネを外す

千二百九十六日目。

言うは容易いけれども。

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四つのユーモレスクより

2018年9月 5日 (水)

えがきかけの夏の終わりのこの絵にもサウンドよ軽く色を点けてくれ

千二百九十五日目。

色を付ける、ではなく。

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2018年9月 4日 (火)

酔わぬように酒飲むきみの楽しみは損なわぬよう酔い待つこころ

千二百九十四日目。

野分だつテレヴィの前の子沢山

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2018年9月 3日 (月)

ひとまえで酔うを躊躇う友といて酒飲むときのわれは苦しむ

千二百九十三日目。

その逆もあるのだろうけれど。

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2018年9月 2日 (日)

ゆうぐれの雨のネオンの裏通り 情事の前の顔なきおんな

千二百九十二日目。

アーカイブ 今降る雨を しのぐ傘

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空耳

2018年9月 1日 (土)

犬とゆく秋の日光二泊ほど ラクは月よりパンを喜ぶ

千二百九十一日目。

連句擬き、はたまた擬密句(ぎみっく)三十六歌仙秋の篇。
四月バカ★36水牛のように9月号はこちらまで
http://suigyu.com/2018/09#post-5792

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捨て犬にあらず

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北村周一 フラッグ《フェンスぎりぎり》

  • 最新作およびテクスト満載
    flag-fence-girigiri

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掲示板

楽のいた日々、またはコーギーはお好き?

  • Dvc00042
    その犬の名は、楽。 ウェルシュ・コーギー・ペンブローク種のおんなの子。 英国原産の牧場犬。胴長短足。 1997年12月23日愛知県生まれ。 コーギーとは、北欧の妖精の謂い。
フォト

2015年の等々力のフラッグ

  • Dsc005142
    フラッグ《フェンスぎりぎり》素地への遡行展の記録。 2015年5月29日より6月21日まで。 東京世田谷の、スペース23°Cにて。

2015年の沼津のフラッグ

  • Dsc004662
    2015年3月~4月個展フラッグ《フェンスぎりぎり》:沼津市庄司美術館(静岡)

2015年のフラッグ

  • Flag_fence_girigiri_201510
    フラッグ《フェンスぎりぎり》展 2015年1月8日(木)~1月17日(土) ギャラリー檜B・C 撮影はすべて、森岡純氏。

1984年のAB

  • 1984alumatiksblue8
    初個展。銀座3丁目ギャラリー檜にて。1984年3月。

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