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2018年11月

2018年11月30日 (金)

なけなしの小銭数えて缶ビール買いに走れる若き君はも

千三百八十一日目。

うしろ前 一歩手前 パノラマ

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2018年11月29日 (木)

縮んだり伸びたりたまに曲がったり記憶のなかのわれと遊べば

千三百八十日目。

マチエールは 色を越えるか 8つのユーモレスク

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2018年11月28日 (水)

またあの子あの子とあの子 この町の曲がり具合を心底憎みぬ

千三百七十九日目。

ゆっくりと線を引くと 真直ぐには ならない

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2018年11月27日 (火)

ゆびさきが奏でる音の列なりに色あることもその色を読む

千三百七十八日目。

余韻手移り 余白の余韻

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2018年11月26日 (月)

洩れ出づるさまざまの音に繋がれてお耳ありけり電車の中を

千三百七十七日目。

音をもってして音を制するしかないのだろうが dialogue about painting

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2018年11月25日 (日)

小回りの利かぬ手荷物がらがらと率行くひとを駅に見送る

千三百七十六日目。

または、逃げる韻を踏む日々 秋本番

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2018年11月24日 (土)

月よりの報告ひとつまたひとつ読みつつ返す 秋深みかも

千三百七十五日目。

Jump一番 絵筆を運ぶ なにゆえにうまくいかないか

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2018年11月23日 (金)

仰ぎ見ればたがいの情のふかきまで照らし出すごと月満ちてあり

千三百七十四日目。

明るいと 白く見える 月も然り

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2018年11月22日 (木)

アトリエにみずどりの羽根散らしつつ写真家森田氏レンズ覗きおり

千三百七十三日目。

アトリエの中は寒いからね 小雪

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2018年11月21日 (水)

白い雨、黒い雨降るこれの世の刹那に肌理の交わりを編む

千三百七十二日目。

マチエールだけでは絵にはならぬとも

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2018年11月20日 (火)

菊鉢の菊なき鉢が幾重にもかさね置かれしうら庭のはて

千三百七十一日目。

七五三 鳥居の陰に ねむる児ら

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2018年11月19日 (月)

星あかく蒼くもみえて筆さきにひかりの種子を集める手筈

千三百七十日目。

明し 赤しと同源 蒼し 灰色も含む

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2018年11月18日 (日)

白い雨、黒い雨降るつかの間を戯れあそぶ種子あり 光よ

千三百六十九日目。

天窓に みどりの海馬 秋くるる

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2018年11月17日 (土)

こわいなとふとも思えり時として描き手をえらぶabstract

千三百六十八日目。

abstract 具体的なものから 抜いて 取り去られた

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2018年11月16日 (金)

つき合いのよさが取り柄の画家の絵を順にみおれば端に画家おり

千三百六十七日目。

縁側には ふしぎな魅力がある とらえどころのない 怖ろしさも

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2018年11月15日 (木)

白い雨黒い雨あり久方のひかりの種子が絵になるまでを

千三百六十六日目。

光の種子 または 余白の余韻

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2018年11月14日 (水)

十月のさくらの道を行くひとに夕べやさしく秋雨のふる

千三百六十五日目。

寒くなりました。白い雨 黒い雨あり。

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2018年11月13日 (火)

十月の君追いかけみれば傷ましく今宵さくらに秋雨の降る

千三百六十四日目。

白のもやもや 何のはじまり

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2018年11月12日 (月)

小春日のお堀の水に鯉の背の、見ればゆうらりまた沈みおり

千三百六十三日目。

純白という表現と表情のあわいにしばし佇むばかり

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2018年11月11日 (日)

小粒ながら秋から春へといつみてもいまが見頃の十月桜

千三百六十二日目。

開花期は 十月から四月まで いつ見ても 五分咲きのさくら 小粒ながらも

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2018年11月10日 (土)

ゆうぐれのいろに昏れつつひとり行くさくらの道にも秋雨のふる

千三百六十一日目。

秋から春まで 開花期が長い 十月桜

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2018年11月 9日 (金)

霧雨にぬれて艶めくうす紅の花の木の下さくら五分咲き

千三百六十日目。

きりさめ 秋の季語 十月桜いつみても五分咲き

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2018年11月 8日 (木)

その時代時代に合った絵の具との付き合い方があると思えば

千三百五十九日目。

学び取るというより、発見に近いのかも 非常口

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2018年11月 7日 (水)

紙に灯りうらから当ててなにごとか写し取るごと絵を描きはじむ

千三百五十八日目。

立冬 正月桜ほぼ満開 秋雨の中

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2018年11月 6日 (火)

静かなる湖畔というはいずれもが森の真ん中 カッコーが鳴き

千三百五十七日目。

雨が降ったり止んだり。

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2018年11月 5日 (月)

線香のけむり重たく籠もる日の この家だけに積もる雨音

千三百五十六日目。

曇り日の多い十一月 ときどき晴れ

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2018年11月 4日 (日)

出前にて鮨取るときはおおむねは冠婚葬祭とりわけ葬儀

千三百五十五日目。

セイタカアワダチソウとススキとの飽くなき戦い、みどり豊かな渡良瀬川

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2018年11月 3日 (土)

およばれの定番にしてひそやかに出前取る声、ラーメンを待つ

千三百五十四日目。

一番のご馳走 醤油味のラーメン いわゆる中華そば 昭和のラーメン

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2018年11月 2日 (金)

理性の不安★36 冬篇

汗掻き掻きねむる幼子われにして 理性の不安はとき遡る

理性の不安★36 

擬密句三十六歌仙・冬篇はこちらまで➡水牛のように11月号http://suigyu.com/2018/11#post-5852

騒音にお耳貸さない隣人に何をか言うべき秋の夕ぐれ

千三百五十三日目。

朝晩寒くなりました はや霜月ふつか

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2018年11月 1日 (木)

あんなふうにはなりたくないなと思いつつ親を見習う子ネコのあらん

千三百五十二日目。

秋の日の足利へ来たり逆光の渡良瀬川にかかる中橋

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北村周一 フラッグ《フェンスぎりぎり》

  • 最新作およびテクスト満載
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楽のいた日々、またはコーギーはお好き?

  • Dvc00042
    その犬の名は、楽。 ウェルシュ・コーギー・ペンブローク種のおんなの子。 英国原産の牧場犬。胴長短足。 1997年12月23日愛知県生まれ。 コーギーとは、北欧の妖精の謂い。
フォト

2015年の等々力のフラッグ

  • Dsc005142
    フラッグ《フェンスぎりぎり》素地への遡行展の記録。 2015年5月29日より6月21日まで。 東京世田谷の、スペース23°Cにて。

2015年の沼津のフラッグ

  • Dsc004662
    2015年3月~4月個展フラッグ《フェンスぎりぎり》:沼津市庄司美術館(静岡)

2015年のフラッグ

  • Flag_fence_girigiri_201510
    フラッグ《フェンスぎりぎり》展 2015年1月8日(木)~1月17日(土) ギャラリー檜B・C 撮影はすべて、森岡純氏。

1984年のAB

  • 1984alumatiksblue8
    初個展。銀座3丁目ギャラリー檜にて。1984年3月。

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