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2018年12月

2018年12月31日 (月)

元朝や一升酒のかるがると父、母、祖母らの勢い止まず

千四百十二日目。

揉め事は お酒から。 去年今年貫く棒の如きもの 虚子

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沈丁花

2018年12月30日 (日)

てのひら忌 手相の神の悪戯に釘刺すごとも触れいたるなり

千四百十一日目。

夜道 昨日の夜道はほとほと寒かった

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2018年12月29日 (土)

水動く海べの町の冬木立 「池」という名の原酒注げば

千四百十日目。

冬木立出会い頭に海の色

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2018年12月28日 (金)

眠りにつくまでのひととき天に手脚向けて所謂蚊の死ぬポーズ

千四百九日目。

睡眠週間 睡眠選手権などなど

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2018年12月27日 (木)

観察のことば眼となり手となるを滴々不図も滴るえのぐ

千四百八日目。

融通無碍または柳腰、柳にかぜかも

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2018年12月26日 (水)

水の面にしずむ小雪の冷たさよ プールサイドに蜷局巻く浮き

千四百七日目。

雪降るだろうか あまり寒くならないでほしいな

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2018年12月25日 (火)

AIに絵をつくらせて堂々と飾る醍醐味人知るな夢

千四百六日目。

また寒くなるのでしょうか

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2018年12月24日 (月)

かんがえるそれよりはやく漕ぎ出しふかき眠りに糸垂らすらん

千四百五日目。

不眠症に苦しむ人は多いだろうな fence fence fence 2006

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2018年12月23日 (日)

九月淡き夢と繋がる父といて急を知らせるデジタルの音

千四百四日目。

側面から正面を捉えることは可能か

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2018年12月22日 (土)

十一月そろいもそろい病室に血族温き日の没りを待つ

千四百三日目。

経験一般の可能性の制約は同時に経験の対象の可能性の制約である

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2018年12月21日 (金)

十月をいよよ見頃のサクラ花いっそ月まで犬連れの道を

千四百二日目。

白に始まり白に終わる 非常口

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2018年12月20日 (木)

八月や能登に口能登あることもホウシツクツク奥能登へ来よ

千四百一日目。

口能登やリヤカーで売る鱸の子 林晴美

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2018年12月19日 (水)

七月やキリコ大祭の夜にして消えたるぼくが見つかるまでを

千四百日目。

若気の至りでは済まされないことも

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2018年12月18日 (火)

六月忌喪服の裾に足取られ滑り落ちゆく階段は闇

千三百九十九日目。

または、逃げる韻を踏む日々

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2018年12月17日 (月)

五月闇死んだ振りして眠りおれば子らは戦きイヌ駆け回る

千三百九十八日目。

穏やかな一日となるだろうか 今週はいい天気が続く

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2018年12月16日 (日)

四月 手にはじめての子を抱かんにパーを出だせばグー出すわが子

千三百九十七日目。

寒さは今日がピークかも 十二月とは思えぬ寒さ または、逃げる韻を踏む日々a-1

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2018年12月15日 (土)

滲みつつ昏れゆく画布の廃油痕作者不在のもの派の証し

千三百九十六日目。

ものは捉えがたい 寒い日が続く

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2018年12月14日 (金)

三月は遠い眼差し はじめての個展にがくも眩しくもあり

千三百九十五日目。

または、逃げる韻を踏む日々 a-2 2018 風がとても冷たい

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2018年12月13日 (木)

怨み言酒の肴にのむひとを背にして母は菜っ葉刻みぬ

千三百九十四日目。

頼りなげに線が飛び交う日々ありて繋げるだけでは絵にはならない

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2018年12月12日 (水)

二月尽霙交じりの雨降る日、荼毘に付したり名はラクという

千三百九十三日目。

ホワイト・ウッド 2018

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2018年12月11日 (火)

一月の白いマスクの声のなか血の色赤き尿の報告

千三百九十二日目。

寒い寒い一日 雨まで降って

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2018年12月10日 (月)

十二月骨より白き肌透けて絵とは大いなる省略であろう

千三百九十一日目。

白秋・2018

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2018年12月 9日 (日)

晩秋の悔いの多き日就中ゆめのなかではうまくゆくのに

千三百九十日目。

感触は残っている

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2018年12月 8日 (土)

日輪に種蒔くひとの手許より零れ落ちたる絵の具しろがね

千三百八十九日目。

8つのユーモレスク ごくたまにドヴォルザークを聴くことがある

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2018年12月 7日 (金)

百千の洗濯バサミ絵の上に鏤めしごともシルバーを刷く

千三百八十八日目。

夢の中ではうまくいったのに と思うことあり 秋が終わった

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2018年12月 6日 (木)

画家とはつね一人の歩兵やみのなか匍匐前進はたまた後退

千三百八十七日目。

あしたは大雪 寒くなるまえに仕事終えたかった

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2018年12月 5日 (水)

誕生日いつしか旗日となりしことも恩寵にして聖十二月

千三百八十六日目。

水牛のように12月号 とても元気がいいですよ~http://suigyu.com/2018/12

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2018年12月 4日 (火)

正ゴール・キーパーの座を奪われても吠える一番、能活がいた

千三百八十五日目。

川口能活選手現役引退。お疲れさまでした。

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2018年12月 3日 (月)

遮るものありてしみじみ仰ぎみる銀杏黄葉のそらのあかるさ

千三百八十四日目。

いよいよ十二月 水牛のように12月号もよろしく➡ http://suigyu.com/2018/12#post-5922

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2018年12月 2日 (日)

控え気味にいえばなんともぎこちなく視線の外にわが影のあり

千三百八十三日目。

輪郭とは そもそも奇妙なものなのだけれど

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2018年12月 1日 (土)

杳い杳い記憶のなかに棲むということばは蓋しのびちぢみする

千三百八十二日目。

灰いろに惑わされぬように 灰黄

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北村周一 フラッグ《フェンスぎりぎり》

  • 最新作およびテクスト満載
    flag-fence-girigiri

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掲示板

楽のいた日々、またはコーギーはお好き?

  • Dvc00042
    その犬の名は、楽。 ウェルシュ・コーギー・ペンブローク種のおんなの子。 英国原産の牧場犬。胴長短足。 1997年12月23日愛知県生まれ。 コーギーとは、北欧の妖精の謂い。
フォト

2015年の等々力のフラッグ

  • Dsc005142
    フラッグ《フェンスぎりぎり》素地への遡行展の記録。 2015年5月29日より6月21日まで。 東京世田谷の、スペース23°Cにて。

2015年の沼津のフラッグ

  • Dsc004662
    2015年3月~4月個展フラッグ《フェンスぎりぎり》:沼津市庄司美術館(静岡)

2015年のフラッグ

  • Flag_fence_girigiri_201510
    フラッグ《フェンスぎりぎり》展 2015年1月8日(木)~1月17日(土) ギャラリー檜B・C 撮影はすべて、森岡純氏。

1984年のAB

  • 1984alumatiksblue8
    初個展。銀座3丁目ギャラリー檜にて。1984年3月。

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