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2019年6月25日 (火)

『絵画の骨』展コンセプトについて

以下の通りです。

絵画の骨

 

われわれは知っている

エルンスト・マッハがえがいた恐るべきスケッチの存在を

平井亮一が説く、画面と眼差しとの緊迫したかかわり合いを

絵画を絵の姿形(すがた)としてとらえなおした、中西夏之の

たぐいまれなる実践行為(絵画場)とその成果を

そしてセザンヌのいまなお息衝くわれわれの

存在自体を問いにもする肉眼と世界への探究を

とはいえ絵画は困難を極める

どのように自覚的であろうとしても

手を替え品を替え上手になぞっているだけの

絵画的絵画に陥ることになりかねない

あらたなる、生きようとする絵画の出現には

絵にはあらざる強力な力学(批判)

必須の条件なのではあるまいか

たんに美的な、骨のない絵画空間の表出は望むところではない

まずは疑い、問いを発し、また問いかけられもするような

開かれた絵画(視覚性)のありかたを模索したい

つねに古くてあたらしい問題

すなわちサブスタンスへの降り立ち

抽象への飽くなき探究と発見

見えること、見ることへの懐疑と問いかけ

いまここに、「絵のすがた――または、絵画の骨」展を

開催する所以でもある

(2019年4月さくら散るころ ふじい+)

 

U-FORUM MUSEUM

KUNSTVEREIN

http://kunstverein.jp/

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